黒革のトートを作りました。

2ミリ強の厚みがある黒革です。
この革は、少しワイルドな表情があると思っていたのですが、なんとなく可愛く女性的なデザインも良いのではないかと思い、今回のデザインで作りました。
 
今回は手持ちの機械をフル稼働しました。
機械は
   総合送りの腕ミシン
   八方ミシン
   電動の革漉き機
です。

PA317576.JPG
 
いつもは、両サイドを内側に縫いこむデザインを多く採用しています。
どこでも売られている布や革のトートにも多く採用されているものです。
しかし、今回は
    2枚の革を筒状に縫い合わせる
ことにしました。
 
以前購入していた八方ミシンを使いました。
実はこの八方ミシンをうまく調節ができず、今まであまり出番がありませんでした。
それで今日、これらの機械を購入したZIT TOOLSさんにメールしたところ、直ぐにお電話をいただき、注意点をご教示いただきました。
教えていただいた点を改善して縫ったところ、今までの問題がウソのように改善されましたので、直ぐに登場させたところです。
ちなみに、ホームページはこちらです。
興味のある方はのぞいてみて下さい。
 http://www.zit-tools.com

通常の家庭用ミシンを考えて下さい。
縫うのは前から奥に向かって前進するかバックするかですね。
八方ミシンというのは、縫い針の部分が八方に周り、どの方向にでも縫えるというものです。
前へも、右へも、左へも、斜めでも縫うことができます。
電動でもなく足踏みでもなく、手回しミシンです。
これは近いうちに紹介しますね。
 
筒状に革を縫う場合、通常のミシンでは縫い合わせることができないので、片方のみこの八方ミシンで縫いました。
腕ミシンで片方を縫い、そのステッチと幅を合わせて八方ミシンで残った方を筒状にして縫いました。
そして、俵型に切り出した革を底に縫い付けたデザインです。
PA317593.JPG

バッグの底に角がないのでデザインが柔らかい感じになります。
黒のバッグというとどうしてもカチッとした感じになりがちですが、このデザインであれば、幅広い年令の方が、通勤や仕事からお休みの日までお使いいただけると思います。
  
最近購入した革漉き機で
   持ち手の両端
   本体の上端
   本体の両サイド
を漉いて、だいたい半分程度の厚みにして折り、丁寧に仕上げました。

持ち手は今まで、二つ折りにするデザインが大半で、四つ折りはしておりませんでした。
といいますか、革漉き機がないのでできませんでした。
革漉き機が到着してからは両端を漉いて、四つ折りにし、両端を内側に折り込むデザインを多用しています。
全てに採用するわけではないのですが、これからは両端を折り込むデザインのほうが多くなると思います。
 
PA317596.JPG

上端の留め具です。
大きめのバネホックを採用しています。
多くの方が真ちゅうを望まれますので、真鍮無垢の金具を多用しています。

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先ほどお話した八方ミシンで縫った端の部分です。
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全体的に柔らかいシルエットです。
自分でデザインして縫っていますので、私好みのデザインかもしれませんが、飽きの来ない使いやすい物ができたと思っています。

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